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益子の陶工 【直伝!!やきもの講座】

〜粘土について勉強しよう!〜

粘土についてのお話!

陶芸を始めよう!といってもまず粘土がないと始まらない。
このコーナーでは、粘土の種類、使い方などを説明しよう!

※ 山に行って、粘りのある土を採ってきて、ごみ(石や木の根など)を取り除き使っても粘土になる。(それが焼いてみて器になるかどうかは別じゃが)山で採ってくる粘土はもちろん採る場所で成分、焼き上がりはことなるじゃろう。だが、他にないものを作りたいなら土にはこだわるべきじゃナ!(粘土の精製の仕方は他のコーナーで伝授するぞ!)

※原料店で扱っている市販の陶土でも充分陶芸は出来る。と言うよりも、よほど伝統的に土などにこだわってない限り、多くの陶芸家は市販陶土を使っとる。今は便利な世の中じゃ。日本全国のいろんな陶土が取り寄せられるのじゃから。いろんな土を使って試してみることじゃ!

 

粘土のいろいろ

陶芸の土は全国各地で生産されとる。単味でも、数種類を混ぜてもおもしろい。作り易い(づらい土)、鉄分の多く含んだ(少ない)土、粒子の粗い(細かい)土、粘りのある(少ない)土、耐火度の違いなど個性様々!とにかくいろんな粘土を焼いてみることじゃな!
黒御影土。その名のとおり焼くと真っ黒になる。黒御影石から来てるのか?グレーがかった黒色。おもしろい作品が出来そう!成形しづらい。 ”五斗薪”と呼ばれる粘土。美濃地方に産出する土で、織部などに使われる。粘りの少ないサクッとした土じゃ!収縮率が少ない。 信楽の赤土。一般に”赤土”と呼ぶのは、鉄分を多く含んだ粘土を言う。信楽の陶土は数十種類市販されているのでとにかく豊富。

 

信楽の鉄分の含まれていない陶土。長石質の荒い石の様なものが入っているが、焼くとこの長石分が信楽焼独特の味となるのじゃ! 益子のお隣”笠間”の粘土。笠間の粘土は益子に比べて少し粒子が細かく、鉄分が覆いのが特徴。作りやすい陶土ではある。 益子の粘土は製土方法によって”水簸””絞り”の2種類の土がある。また、そこに耐火性粘土を加えた”皿土”がある。そのほか赤土もあるぞ!

 

粘土の使い方・調整

粘土が堅い場合

粘土が柔らかい場合

作品の再生

土が硬い場合には、いくつか穴を開け、その中に水を少し入れる。それから土練りをすれば少し柔らかくなるゾ! 土が軟らかいときには、写真の様な状態にしばらくしておく。外の日陰に置いておくと良いかも。ある程度堅くなったら、土練りをして制作開始じゃ! 失敗した作品など再生したい粘土は、水の中に浸すと柔らかいつちに戻る。焼かなければ再生可能なんじゃ!大きな固まりを戻す時には、完全に乾燥させてから水に浸すと良い。

 

伝右衛門のうんちくコーナー!

粘土の特性について・・・

粘土は粒子が荒いほど収縮率(縮む割合)が少なく、細かいほど収縮率は大きくなる。(む)というわけで、当然粒子の粗い粘土で作った方がキズにもなりにくい。キズを防ぐためには、”シャモット”(煉瓦を砕いた粒状の石)などを粘土に加える。収縮を少なくすることでキズが防げるのじゃ!

豪快な感じの作品を作ろうと思うなら、粒子の粗い粘土を使うべきだ!細かい粘土でいくら豪快につくっても焼き上がってから貧弱になってしまう。

粘土のねばりについてじゃが、一般的に粒子の細かい粘土のほうが粘りが多い。また、鉄分の多く含んだ粘土の方が粘りが多い。 作り易さは人それぞれじゃろう!

同じ粘土でも焼成法によって色が違うぞ!酸化焼成・還元焼成などと言って窯の焼き具合で土の色まで変わるんじゃ!やきものは奥が深いのお!

  
 
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益子焼窯元よこやま

〒321-4217 栃木県芳賀郡益子町益子3556-3

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